〔2017/9/29〕エボラブルアジア、サウザンドクレインに資本参加

 One Asiaのビジョンをかかげ、アジアを舞台に、オンライン旅行事業、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業と投資事業を手掛けるエボラブルアジアは、サウザンドクレイン(本社:東京都豊島区、高橋良太社長)の第三者割当増資を引き受け、資本参加した。
 今回の資本参加は、エボラブルアジアの投資事業の一環での取り組みであり、サウザンドクレインの今後の成長によるリターンを期待している。また、これまでサウザンドクレインのコールセンターへの業務委託などの取引実績がある。今後も、同社との事業連携により、多言語対応コールセンターの運営・品質の向上を行うとともに、両社法人顧客の相互紹介も図っていくという。
 サウザンドクレインは、マーケティングを軸にさまざまな手法を用いて、クライアントの「売れる仕組み」をつくり出す販売戦略の代理人であるマーケティングエージェント。テレマーケティング事業を展開しており、コールセンターは国内・海外で約550席、取引社数は通販企業、メーカーなど約3000社以上にのぼる。また、直近でAI・チャット事業を開始し、より適切な応対・回答のため、人工知能(AI)を活用した顧客の問い合わせや動向の蓄積を目指している。このAIを活用した取り組みにより、インサイドセールス事業の強化を行う。現在、フィリピンにグループ会社を置くなど、海外での事業展開へ図っており、今後は、世界70億人へアプローチするグローバルプラットフォームをビジョンに、海外展開の加速を考えている。


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