〔2017/10/24]ドクターシーラボ、 会員向けマーケティングオートメーション基盤として アクティブコアのマーケティングクラウドサービスを採用

 アクティブコア(本社:東京都港区、山田賢治社長)は、皮膚の専門家視点から企画開発したスキンケア化粧品を中心に商品を提供しているシーズ・ホールディングス傘下のドクターシーラボに会員向けマーケティングオートメーション基盤として「activecore marketing cloud」が採用されたことを発表致した。
 activecore marketing cloudは、企業内の基幹データやWeb行動ログ、外部データといったマーケティングデータを収集・蓄積・統合・抽出し、AI/機械学習も利用した顧客軸でのデータ分析からレコメンド・マーケティングオートメーションまでが1つにつながったクラウドベースの統合型ソリューション。
 ドクターシーラボは、公式通販サイト「ドクターシーラボオンラインショップ」を始め、通信販売や店舗での対面販売など幅広い展開を行っている。同社では、会員向けのコミュニケーションとして、メールによる一斉配信や定期配信を行っており、その規模は毎月6000万通に及ぶ。メール配信の種類もさまざまだが、特に「サンプル請求者」別に新規入会や購入引上につなげる施策別フォローアップメールや、会員ランク別に訴求するキャンペーンメール、カート離脱ユーザに対する再訴求メールは、メール配信対象者が毎日変動する上、配信除外条件も施策単位で異なってくる。そのため、メール配信の度に複雑なSQL作成によるリスト抽出作業が発生し、IT部門における運用負荷となっていた。
 また、リスト抽出機能と効果測定機能が別々のプラットフォーム上で稼働していたため、マーケティングPDCAの運用が容易ではなく、マーケティング業務の運用負荷も生じていた。
 そこでIT部門とマーケティング業務の運用負荷を軽減することを目的に、activecore marketing cloudの導入に至った。
 プログラミング知識が乏しい利用部門のユーザーでも、管理画面上の条件を選択するだけで複雑な抽出リストを作成することができ、キャンペーン施策に基づいたメールシナリオの定義と配信設定、配信後の反応分析や効果検証まで同一画面で容易に実行することが可能となった。
 さらに、オウンドメディア上のWeb行動履歴データと注文履歴データを会員単位で統合したデータベースを自社の業務要件にあわせて柔軟に構築することができるため、サイトへの来訪頻度や特定ページの閲覧頻度を抽出条件としたメール配信リストを作成するなど、顧客の嗜好・行動をとらえるさまざまなデータをマーケティングオートメーションに活用し、多彩なマーケティングアクションにつなげることができる。


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