〔2017/11/2]MITシステム研究所、AIを利用したクラウド型のアウトバウンドコールシステムを発表

 MITシステム研究所(本社:東京都千代田区、水尾恒雅社長)は、アウトバウンドコール業務のための新しいサービス「アウトバウンド・ロボット」を発表した。B to Cの架電業務の留守番電話応答時の無駄約22%を削減し、架電業務効率UPをサポートする。
 B to Cのアウトバウンドコール業務における大きな時間ロスの1つが、携帯電話への架電で留守番電話サービスに接続された場合だ。MITシステム研究所の調査では、携帯電話への架電が多いコンタクトセンターでは約22%が留守番電話サービスへの接続となる。また、留守番電話サービスに接続した場合、オペレータは、約23秒費やしている。この時間は、50席規模のアウトバウンド・コールセンターでは、1日あたり約10時間が無駄になっている。
 通常のプレディクティブ・ダイアラーでは、相手が無応答などはオペレータへ接続せずに効率的だ。しかし、留守番電話サービスが応答するとオペレータへ接続するためオペレータの効率を下げている。この問題を解決するのが、アウトバウンド・ロボットだ。
 アウトバウンド・ロボットは、留守番電話サービスに接続したことをAIで音声認識し、予め用意した音声を自動で留守番電話に再生する。これによりオペレータへ接続することなく、自動で留守番電話に対応できる。
 また、アウトバウンド・ロボットは、オペレータの空きを予測する本格的プレディクティブコール機能とプログレッシブコール機能を選択でき、顧客に合わせた使い方が可能。
 顧客情報管理と架電結果登録を行うためのオペレータ用画面は、MITシステム研究所のQuickCRMクラウドサービスと連携しどんな業務にも短期間で最適な画面を提供する。


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