〔2009/12/18〕グラクソ・スミスクライン、インフルエンザ・レスポンス・センターを設立
グラクソ・スミスクライン(以下、GSK)は、治療と予防の観点から、インフルエンザに関する科学的かつ医学的な情報とサービスを総合的に提供していく活動の一環として、インフルエンザ・レスポンス・センター(IRC)を設立した。
IRCには2つの機能を備える。1つは医療従事者および患者・一般の方からの問い合わせに対応するコールセンター機能。もう1つはインフルエンザ情報を提供するポータルサイト「GSK-Influ.jp」(http://GSK-Influ.jp)機能。
ポータルサイト「GSK-Influ.jp」は、インフルエンザに関する国内外の情報を提供するサイト。本サイトは、医療従事者用と患者・一般の方用に分かれており、いずれのサイトでも、厚生労働省、国立感染症研究所、WHOなど、公的機関のウェブサイトに掲載されたインフルエンザ最新情報を随時掲載する他、インフルエンザに関する、よくあるご質問集も掲載。また、GSKのインフルエンザ関連製品として、インフルエンザ治療薬「リレンザ」や、ウイルス撃退マスク、うがい薬に関する情報なども提供。
GSKは日本政府と、2010年3月までに7400万回分の新型インフルエンザワクチンを供給する契約を締結。日本がインフルエンザワクチンを輸入するのはこれが初めて。GSKのアジュバント添加インフルエンザワクチンが使用されるのも初めて。本ワクチンの承認取得後は、GSK-Influ.jpに関連情報を掲載し、IRCで問い合わせ対応も行う予定。