〔2009/12/28〕近畿日本ツーリスト、訪日外国人向け宿泊予約サイトに中国語と韓国語版サイトを開設

 近畿日本ツーリストは、訪日外国人向けインターネット宿泊予約サイト「JTO」(japan Traveler Online、http://Japantraveleronline.com)の多言語機能を拡張し、新たに中国語(繁体字、簡体字:中国本土)・韓国語版サイトを開設した。
アジア地域の顧客をターゲットとした多言語化は、単なる宿泊予約サイト機能だけではなく、訪日外国人が実際に日本を観光・ショッピングする際に障害となる言葉の問題や交通機関の利用方法などに関しても、異業種とのコラボレーションにより安心して旅行できる機能を展開していく。まず今回、乗り換え案内については、既に多言語化が完了している「駅探」(駅探本社:東京都中央区、中村太郎社長、
http://ekitan.com/)と提携する。
今後も携帯端末やショッピング関係の企業と連携し、付加価値の高い、顧客目線での使いやすい、便利なサイトとして差別化を図っていく。日本各地の観光地をデジタル・パンフレット化(簡体字)することによりコンテンツを拡充し、中国語のコールセンター機能を持ち、旅行客から旅館・ホテルへのサポート機能も随時追加するとともに、スキーツアーやメディカルツーリズム分野で注目されているPET検診の旅行商品、本当の日本の良さを体験できる商品等を順次このサイトで展開していく。また、オプショナルツアー、着地型商品の販売を行うとともに、地方自治体や観光協会などの訪日販促事業を支援するための特集展開をしていく。
さらに、近畿日本ツーリストの中期経営計画で発表しているグローバル事業におけるアジア・中国での発ビジネス強化の柱として、昨年10月にオープンした近畿日本ツーリストコリア(韓国)や今後展開を予定しているアジア地域近畿日本ツーリスト海外現地法人で訪日FIT旅行販売や現地発のパッケージ旅行商品を企画する際、このサイトを通じてシステム連携することで近畿日本ツーリストの保有する宿泊在庫を利用することが可能になる。


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