〔2017/12/14〕ロックオンのマーケティングプラットフォーム「アドエビス」、EC通販用CRM/MAツール「うちでのこづち」と連携開始

 ロックオン(本社:大阪府大阪市北区、岩田進社長)は、マーケティングプラットフォーム「アドエビス」と、E-Grant(本社:東京都港区、向徹社長)が提供するEC通販CRMツール「うちでのこづち」の連携を開始すると発表した。
 今回、アドエビスとEC通販用CRM/MAツール「うちでのこづち」を連携することで、顧客情報とWeb上の広告施策を含む行動履歴を紐付けた施策の実施・検証が可能となる。初回購入のきっかけとなった施策から、購買頻度や購入継続率といった長期的な関係性までを可視化することで、新規顧客獲得からリピート顧客育成まで一気通貫したコミュニケーション戦略の立案・実施・検証を行える。これにより企業は、リピート購入やLTVを元に広告施策の評価が可能となり、中長期的な売上増加を見据えた投資判断が行えるようになる。
 日本国内のインターネット市場規模は成長を続けており、今後もさらに市場拡大の予測がされている。その一方でEC事業者にとって、新規顧客の獲得効率悪化に伴う、ROAS(広告費用対効果)の低下は大きな課題となっている。
 ROAS改善を行うためには、リピート顧客育成やLTV改善による中長期視点での売上増加が必要とされるが、広告施策の評価指標はCPAをはじめとした、一度の購買に対する指標で最適化されるケースが多く、新規の顧客獲得とロイヤルカスタマーの顧客育成は切り分けて考えられてきた。そのため、企業にとって中長期的な売上増加を見据えた、広告予算の投資判断が困難な状況となっていた。


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