〔2018/1/16〕アクセラテクノロジ、CRM用途向けナレッジ活用システムの新版提供開始

 アクセラテクノロジ(本社:東京都渋谷区、進藤達也社長)は企業内のヘルプデスクやサポート部門における問題解決をあらゆる業務ナレッジの活用で支援する「Accela BizAntenna QAメーカー」の新版の提供を開始した。BizAntenna QAメーカーでは、「超FAQ」のコンセプトを掲げ、業務ナレッジとして従来のFAQに加え、動画や各種マニュアルを活用する。特に新版では保守マニュアルや取扱説明書の活用を促進する「マニュアルナビ」が特長的な新機能となる。
 BtoB、InBの社内ヘルプデスクや企業向けテクニカルサポート、販売代理店との問い合わせ対応、フィールドメンテナンスの現地対応は、「問題解決」そのものが中心業務と言える。アクセラテクノロジは、これらの現場におけるナレッジ活用システムは、単に質問と回答の「FAQ」だけを蓄積するのではなく、製品マニュアルや取扱説明書、操作動画、過去の対応履歴、熟練者が持つノウハウなど、関連するあらゆるナレッジを駆使して問題解決できることが重要と考えている。そこで、このFAQを中核にあらゆるナレッジを統合的に活用し問題解決力を高める仕組みを「超FAQ」と呼び、それを実現するシステムを提供している。今回、「超FAQ」の考えに基づき、マニュアルをナレッジとして活用する「マニュアルナビ」を搭載した。
 マニュアルナビでは、FAQ、マニュアルやカタログ、報告書などの業務で蓄積されたコンテンツは体系化されたり、紐づけされることで現場のナレッジとして活用できる。また、業務推進や製品説明のために作成される各種マニュアルを問題解決向けナレッジとして活用しやすい形で公開できる。業務でコンテンツをナレッジとして活用する中で新たな報告や現場の気づきとしてのフィードバック、コメントが数多く寄せられる。また、どんなキーワードで検索して情報を探しているのか、どのマニュアルのどのページがよく見られているのかなどの、コンテンツの利用状況もナレッジの活用度を高める重要な情報。これらを正確に把握することで、FAQやマニュアルなど、提供するコンテンツの改善につなげることができる。
 価格は、月額25万円(10ユーザID付)からで、同社では大手の製造業、金融系企業を中心に2019年までに100社の導入を計画している。


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