〔2010/1/13〕インテック、CTIと「Salesforce CRM」の連携アダプタの提供開始
インテックは、コールセンター構築用パッケージ「CTI-One for Aspire」とセールスフォース・ドットコムが提供するクラウド型CRMサービス「Salesforce CRM」をシームレスに連携させる製品「CTI-One アダプタ 0.9.7.1」の提供を開始した。
CTI-One for Aspireは、NECインフロンティアのオフィスコミュニケーションゲートウェイ「UNIVERGE Aspire X」と連携し、インテリジェントACD機能や、自動発信機能、統計レポート機能などコールセンター向けのCTI機能を提供するシステム。今回提供が開始されたCTI-One アダプタ 0.9.7.1では、CTI-Oneへオプション追加することで、CTI機能がSalesforce CRMの画面に統合される。これによりオペレータは、着信時に1つの画面上で顧客名や住所、購買履歴などの参照/登録といった一連の操作を行え、ニーズに即した応対の効率化を図れる。
基本機能としてCTI-One」サーバへのログイン/ログアウトや、オペレータの状態変更(待機中/後処理中/休憩中)が提供されるほか、クリック・ツー・コール(電話番号クリックによる電話発信)やピックアップ、通話転送、三者通話、通話録音、顧客から着信した際に顧客情報をポップアップ表示する“着信ポップアップ”などの機能をSalesforce CRMの画面上で利用できる。また、管理者向け機能では、CTI-Oneアダプタの動作パラメータの変更や、通話履歴/折衝メモのレポート表示が提供される。