〔2018/3/5〕グランドビジョン、AIを活用した広告レスポンス予測サービスを発表

 グランドビジョン(本社:福岡県福岡市、中尾 賢一郎社長)は、人工知能(AI)を活用した広告レスポンス予測サービス「GAMレポート」を発表した。
 同社は、ダイレクトマーケティング(通信販売)分野において、商品開発から広告プランニング、プロモーション制作、コールセンター運営まで一気通貫した事業プロデュースを展開。地元福岡のみならず、全国の通販事業者様の支援をしている。
 今回提供するGAMレポートは、同社で培ったダイレクトマーケティング広告運用の知見と、「MAGELLAN BLOCKS」を提供するグルーヴノーツ(本社:福岡県福岡市、最首英裕社長)との共同開発により実現した。MAGELLAN BLOCKSとは、プログラムを組むことなく、直感的な操作による機械学習で高度なデータ分析・予測が可能なAIプラットフォーム。
 GAMレポートは、ダイレクトマーケティングに特化したAI予測サービス。通販事業者が持つ過去媒体レスポンスや、販売商品、クリエイティブ、オファー(販売価格)などの情報を、AIが深層学習(ディープラーニング)。テレビやラジオといったマス広告のレスポンス(獲得件数)を媒体毎に予測する。出稿予定の媒体レスポンスを事前に予測できるほか、過去実績のない媒体についてもレスポンス予測が可能。これにより通販事業者は、広告効果の低い媒体への予算投下を事前に回避し、新媒体チャレンジへのリスクも軽減することができる。
 GAMレポートは、コールセンター運営にも活用できる。出稿予定の媒体の呼量を事前に把握することで、受注現場における回線数、スタッフシフト、スナッチ体制を最適化。受注にかかる不要なコストを削減するとともに、失注を減らして獲得件数増加にもつなげることができる。
 価格は、初期導入費が3万円からで、月額料金は予測する広告出稿料金の1%(例:広告出稿料金500万円の場合、月額5万円)。
 GAMレポートの第1弾として、2018年2月よりテレビインフォマーシャル、ラジオインフォマーシャルの広告レスポンス予測サービスを提供。その他、今後のサービス拡大に向けて、DMレスポンス予測やLTV予測、WEB広告におけるCV予測などもテスト運用中。また、コールセンター分野における顧客データの効率的な予測活用、日々のオペレーション業務の効率化を図るサービスの開発を現在、進めている。


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