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〔2018/3/7〕光コミュニケーションズ、チャットのみで採否を決定する「チャット採用」累計200人突破

 コールセンター業務などを手がける光コミュニケーションズ(本社:兵庫県神戸市中央区、橋尾肇社長)は、採用担当者と応募者とがチャットで会話し、面接を行わずチャットのみで合否を決定する「チャット採用」の面接者数が、昨年2月に国内で初めて開始して以来、累計で200人を突破した。
 面接のために出かける必要がないため、小さい子どもを持った母親やWワーカーも応募しやすいことから、採用につながるケースが増えている。
 同社はカスタマセンターやヘルプデスクなど非対面の事業を行っているが、特に近年拡大中のカスタマセンター業務では、電話や文字における非対面でのコミュニケーション能力の重要度が高まっている。同社では昨年2月、訪問面接では見抜きにくいインターネット・コミュニケーション能力を、チャットを介した面接で判断しようと、採用決定までをチャットのみで行う「チャット採用」を導入した。
 導入当初、採用全体に占めるチャット採用の割合は20%程度であったが、現在は55%がチャット採用によるもの。昨年12月に神戸市・三ノ宮にBPOセンターを開設したことに伴ってチャット面接・採用者が増え、2月20日には面接者累計が200人を突破し、在職採用者も50人を超えた。
 チャット採用では、訪問面接よりも応募者からの質問が多く、採用する側も応募者へ質問を投げかけやすいことや、先入観を持たずに選考できるという利点を実感。さらに、訪問面接では、面接前に他社での採用が決まると辞退してしまう人が少なくないことから、面接参加率が低くとどまっていたが、チャット採用では、複数の応募者に1人の担当者が同時に対応できるため、応募者の希望日時が重複しても対応する
ことができる。また、訪問する手間もなくスキマ時間で参加することができることもあり、訪問面接で65%であった面接参加率も、チャット面接では90%にのぼり、結果的に採用増につながっている。応募者にとっても、「スキマ時間で面接できる」「面接のために子どもの預け先を探す必要がない」と好評だ。
 チャット採用は、LINEなどの一般的なチャットを使用するのではなく、当社が「チャット王子」で使用している独自のチャットシステムを使用。まず応募者は同社サイトの応募フォームまたは電話で「チャット採用」の予約申し込みを行う。約束の日に同社から連絡をして、スマホやPCでのチャット方法を説明後、早速にチャット面接スタート。チャットのやり取りだけで合否を決める。
 ただ応募者としてはチャットだけで会社を決めるのは不安なので、同社では内定後に2時間程度のオリエンテーション(有給)を実施し、納得してから入社してもらう仕組みで対応している。もちろん、内定後に入社を拒否する権利は応募者にあるが、会社側にはない。


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