〔2018/3/27〕りらいあコミュニケーションズ、セコムトラストシステムズの「リアルタイム災害情報サービス」にTwitterから火災情報を高精度に抽出するAIの導入支援を開始
りらいあコミュニケーションズは、Twitter投稿される災害情報を迅速かつ高精度に収集・分析することを目的としてレトリバ(本社:東京都千代田区、河原一哉社長)のAIを活用した、AI導入・運用支援サービスをセコムグループでBPO・ICT事業を担うセコムトラストシステムズ(本社:東京都渋谷区、林慶司社長)へ提供し、2018年4月1日から運用を開始すると発表した。
セコムトラストシステムズでは、セコムグループが持つ独自の情報、さらにはSNSや公的機関による情報を集約し、確度の高い有効な情報をタイムリーに配信する「リアルタイム災害情報サービス」を提供している。このサービスではTwitterから情報を抽出し、国内で発生する火災情報を配信している。
Twitterの膨大なデータを独自のアルゴリズムを用いて火災と思しき情報を抽出、オペレーターがさらに調査を行い、実際に火災が発生していることを確認したうえで情報を配信している。今般、火災情報を高精度に抽出するAIを開発し、このプロセスに組み込むことで、情報抽出の精度向上と効率化を実現した。
AIの開発については、自然言語処理や機械学習分野の高い技術力を持つレトリバとともに、2017年7月より開始し、将来的にもAIの精度を向上させるプロセスまで確立させ、実運用を開始することにした。