〔2018/4/2〕ベルシステム24、首都圏7拠点目の新たなセンターを東京池袋に開設

 ベルシステム24は、東京都豊島区池袋に、国内最大の32拠点目となる新たなコールセンター拠点「池袋第2ソリューションセンター」を、今年4月より開設し、自社保有席数は1万6300席となった。首都圏7拠点目となる本センターは、東京オリンピックなどにより、今後さらなる拡大が見込まれるインバウンド需要に対応し、英語、中国語、韓国語を主とした多言語に特化したセンターとなる。
 日本政府観光局によると、2017年度の訪日外国人観光客数は前年比19.3%増の2869万1000人となり、国別では、1位韓国、2位中国となり、それぞれ700万人を超えているとされている。こうしたインバウンド需要拡大を背景に、訪日外国人からの問い合わせに対応したコンタクトセンターへのニーズが高まっており、本センターではそうした企業のニーズに応え、電話、メール、チャットといった複数チャネルでの対応を実現した多言語センターとなっている。
 多言語対応での実現にあたり、在日外国人の採用にも力を入れている。消費者対応において外国語を使用する一方で、クライアント企業へは日本語での対応が求められるため、一定の日本語対応スキルも要求される。同社は、こういった人材を確保するため、入社前に必要な日本語スキルを習得できる育成スキームを導入している。


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