〔2018/4/3〕Hmcomm、ニッテレ債権回収にAI音声認識プラットフォームを本格導入

 ディープラーニングを活用し音声から価値を提供する、国立研究開発法人産業技術総合研究所発ベンチャー、Hmcomm(本社:東京都港区、三本幸司社長)は、NTSグループの中核企業であるニッテレ債権回収 (本社:東京都港区、小林英利社長)に、同社のAI音声認識コンタクトセンターシステム「VContact」に、音声認識による自動全文書き出し機能を搭載した「VContact全文書き出し通話記録モデル」を2018年4月に本格導入開始したと発表した。
 債権管理回収業に関する特別措置法により、交渉記録の網羅的かつ客観的で明確な記載による作成と保存が義務付けられているサービサーの債権管理回収業務において、従来は、顧客との会話を通話中および通話後に交渉記録を作成していたが、VContact全文書き出し通話記録モデルを利用することにより、顧客との通話記録がリアルタイムに自動で全文書き出しされるため、交渉記録作成の業務効率化が実現される。
 さらには、自動全文書き出しから要約対応まで、付加機能も拡張可能となる。また、VContact全文書き出し通話記録モデルは、サービサーのみならず、各金融機関やカード会社、弁護士事務所など、交渉記録が必要とされる業態にも活用が見込まれる。


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