〔2010/2/7〕アイティフォー、津山証券から不正防止や訴訟リスク軽減を目的とした通話録音システムを受注

 アイティフォーは、中国銀行グループの津山証券(本社:岡山県津山市、藤田繁喜社長)から不正防止や訴訟リスク軽減を目的とした通話録音システムを受注した。システムにはアイティフォーの「ナイスパフォーム・エクスプレス」が採用された。大規模コールセンター向けで好評なナイスパフォームから録音機能に特化し、中小規模向けに低価格を実現した昨年8月発売の新製品で、初受注となる。
今年4月から本格稼働予定の本製品は津山証券様の本支店(3拠点)において通話内容を全録音し、容易に検索・再生をできるようにするもの。他社の同価格帯製品における、「聞きたい録音内容をすぐに探し出せない」「録音内容の再生機能が不十分」「支店まで行かないと運用管理ができない」など、監査を目的とするには不十分だった問題をすべて解決した製品。
本製品の最大の特長は録音内容の検索・再生機能に優れていること。録音内容を「日時」「電話をした人」「発信・着信番号」などさまざまな項目で条件検索できる。聞きたい通話は検索一覧から該当する通話のリストをダブルクリックするだけで瞬時に再生できる。PCのプレーヤーのように一時停止、早送り、巻き戻しなどさまざまな再生が可能。また、ユーザーのログインやログアウト、誰が再生したか、再生権限の設定変更など、監査に必要なさまざまな操作ログを取ることにより内部統制を支援する。さらに、本店の管理者がネットワーク経由で全拠点の音声を再生したり、システム管理をしたりできるため、各支店に担当者を置く必要がなく、運用コストを大幅に削減する。
今回の採用の決め手は、アイティフォーがすでに50社以上の証券会社へ通話録音システムを納入した実績があること、そして、本システムとセットで納入するPBXの保守もアイティフォーが一括で請け負うことが高く評価されたもの。万一の障害時には、「PBXと通話録音システムのどちらに不具合があるのか」という切り分け作業を津山証券様が行う必要はなく、アイティフォーから24時間365日の保守サポートを受けることができる。

 


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