〔2018/6/19〕J.D. パワー、2018年法人向けオフィス用品通販サービス顧客満足度調査結果を発表
J.D. パワー ジャパン(本社:東京都港区、山本浩二社長、略称:J.D. パワー)は、2018年法人向けオフィス用品通販サービス顧客満足度の結果を発表した。
対象となった11サービス中、キヤノンマーケティングジャパンの“コレモール”が総合満足度第1位(668ポイント)となった。コレモールは「配送対応」、「提供商品・サービス」の2ファクターで最も高い評価を得ている。2位は今年から対象となった“Amazon Business(アマゾンビジネス)”で666ポイント、3位はコクヨの“@office(あっとオフィス)”で658ポイントと続いた。
今年の調査では大きく順位を上げた通販サービスが目立った。1位のコレモールは昨年4位、3位の@officeは昨年6位、5位のカウネットは昨年7位からのランクアップとなった。
3サービスに共通する特徴として、サポート対応に関する評価が昨年から大きく向上しており、中でもコールセンターおよびオンラインでのサポート対応が改善している。例えばコールセンターでは「担当者への電話のつながりやすさ」といった受電体制に加えて「言葉遣いの丁寧さ」や「対応のはやさ」などのオペレーターに関する評価でも向上がみられた。また、オンラインサポートにおいては問い合わせへの「対応のはやさ」で改善がみられている。
業界各社が商品ラインナップやサービスの拡大を進める中、サポートの重要性は益々高まるであろう。本年調査でも、顧客の半数以上が今後期待することとして“サポート対応の強化”を挙げている。サポート品質の強化に向けた取り組みが一層求められる。