〔2018/7/31〕音声感情解析AIのEmpath、総額3億2,000万円の資金調達を完了

 音声感情解析AIを開発するEmpath (本社:東京都渋谷区、下地貴明社長)は、SXキャピタル(本社:東京都港区、近藤秀樹社長)が運用するSXC投資事業有限責任組合、およびSBIインベストメント(本社:東京都港区、川島克哉社長が運営するSBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合などを引受先とする第三者割当増資を実施し、2018年7月31日に総額3億2,000万円の資金調達を完了した。
 Empathは人の声から感情を解析する人工知能を開発している。スピード、ピッチ、トーンなど音声の物理的な特徴から解析を行っているため、言語に依存せず感情解析が可能なことから現在世界50カ国、約1,000社に利用されている。米国ではAmazon EchoやGoogle Homeの発売以降、音声領域においてAI技術の発展が期待されておりAIに組み込む「感情解析」という分野が注目を集めている。Empathは、これまで困難とされてきたAIが人間の感情を理解することの解決策として音声感情解析の技術を世界各国へ提供していく。
 今回の資金調達により、音声感情解析AI Empathの機能拡充と、Empathの感情解析を利用した新しいコールセンターAIの開発に取り組んでいく。また、さらなる成長に向け、AI特にAffective Computing(感情コンピューティング)の領域において専門知識を有する人材のさらなる獲得を進めていく。


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