〔2018/10/10〕WHITE、企業が保有する顧客の声を活用し事業・サービスの新たな価値を提案する新サービスを提供開始

 WHITE(本社:東京都港区、神谷憲司社長)は、イノベーションや既存ビジネスモデルの転換が必要とされる事業会社に向けて、企業が既に保有するコールセンターやユーザーインタビューなどで収集した顧客の声を活用し、事業・サービスの新たな価値を提案する新サービス「Voice in Value」の提供を開始した。
 世界に「デジタル」が浸透し、社会全体がすさまじいスピードで変化している。テクノロジー企業が次々に産業構造を破壊し、異業種に参入・競争が激化するなど、いつ自社の中核事業が破壊される側となってもおかしくない時代だ。そうした時代に企業が発展していくためには、生活者の行動や価値観の変化をいち早く察知し、それに適応した新規事業の開発や既存事業のピボットを迅速に実行していかなければならない。企業もユーザーインタビュー、アンケート、アクセス解析などさまざまな手法で新しい変化を察知しようとしているが、必ずしも大きな成果につなげられているわけではない。特に、ユーザーインタビューなどの定性データは分析手法が確立しておらず、非常に貴重なデータにも関わらず活かしきれていない企業が多いのが現状。
 このような背景を受けて、WHITEは企業と顧客、パートナーなど、すべてのステークホルダーの体験をデザインする「サービスデザイン」というアプローチに、WHITEのデジタル・テクノロジー知見を活かした「創造力」と「実現力」をかけ合わせ、日本の企業内における新規事業の立ち上げに特化したサービス提供を行っている。
 この度提供を開始するVoice in Valueは、主にBtoCビジネスを手がける企業がコールセンター業務やユーザーインタビューなどで収集した、すでに企業内に存在する「顧客の声(定性データ)」を活用する。定量分析では見えない顧客の価値観や行動動機・制約などを発見、事業・サービスの課題を探索・定義し、改善策を提案するサービス。リサーチ作業を省略することにより、通常よりも作業期間とコストを抑えた事業開発や既存事業のピボットが可能になる。


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