〔2018/10/10〕富士通コミュニケーションサービス、新卒採用にタレントアンドアセスメントのAI面接サービスを試験導入

 タレントアンドアセスメント(本社:東京都港区、山崎俊明社長)は、富士通コミュニケーションサービス(本社:神奈川県横浜市、乙黒淳社長)が新卒採用において、AI面接サービス「SHaiN(シャイン)」を試験導入したことを発表した。
 これまで富士通コミュニケーションサービスでは限られた人数で新卒採用の面接を行っており、面接場所や時間の制約がある中で学生の経験や資質を見極めることが課題と考えられていた。 このような中、SHaiNを導入することで、遠方の学生を含め、より多くの学生が交通費や移動時間をかけることなく、面接機会を設けることができる。また、面接評価レポートによって、限られた時間内の面接では十分にヒアリングできない学生の詳細な資質を知ることができ、2次選考以降の補助資料として活用することができる。
 SHaiNは、タレントアンドアセスメントが開発した戦略採用メソッドをもとに、AIが人間の代わりに採用面接を実施し、応募者の資質を分析して面接評価レポートを提供するサービス。2017年10月から提供を開始し、現在は大手、中堅、中小企業問わず、既に30社以上の企業で導入され、その他にも200社以上の企業で検討されている。また、大学におけるキャリア教育への活用や、地方自治体でも導入が開始されている。
 富士通コミュニケーションサービスでは新規採用の8割以上をキャリア採用が占めている。数年前からタレントアンドアセスメントの提唱する戦略採用メソッドをキャリア採用面接に取り入れていたが、その手法を実装した新卒向けAI面接サービスを知り、応募者の拡大を図ることと、新卒採用のノウハウを補うツールとしてSHaiNの試験導入に至った。
 富士通コミュニケーションサービスでは、SHaiNの面接評価レポートの活用により、応募者の持つ資質や入社後の活躍の関連性を分析し、面接官の主観バイアスの掛からない、客観的な採用選考を実現したいと考えている。


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