〔2018/10/15〕日本産業協会、企業の消費者対応に特化した新資格「お客様対応専門員(CAP)」を創設

 一般財団法人日本産業協会は、企業の消費者対応に特化した新資格「お客様対応専門員(CAP)」を創設した。本試験は11月15日より受験開始で、受付を開始した。
 お客様対応専門員(CAP)とは、消費者対応・お客様相談のプロフェッショナルに必要な幅広い知識(消費者問題、消費者行政および消費生活に関する法令)を有する者として、一般財団法人日本産業協会が認定する資格。全国260カ所の試験会場で毎日実施。都合のよい日時・場所で受験できる。申込は、https://cbt-s.com/examinee/examination/cap.html。
 一般財団法人日本産業協会は、内閣総理大臣・経済産業大臣の事業認定資格である「消費生活アドバイザー」制度の資格審査・証明機関として制度ができた1980年以降試験を実施。合格者はのべ1万6000人を超えている。「消費生活アドバイザー」資格制度は、消費者と企業、行政の架け橋として、消費者からの提案や意見を企業経営や行政などへの提言に効果的に反映させるとともに、消費者の苦情相談などに対して、迅速・適切なアドバイスが実施できるなど幅広い分野で社会貢献を果たす人材を養成することを目的としているため試験の範囲が多岐に及んでおり、難易度が高い。そこで「消費生活アドバイザー」合格者の多くが企業の顧客対応部門などに勤務している点に着目し、学びやすく消費者対応に特化した資格である「お客様対応専門員(CAP)」を創設した。


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