〔2018/11/12〕バーチャレクス、モビルスとRPAチャットボットを共同開発

 バーチャレクス・コンサルティングは、モビルス(本社:東京都品川区、石井智宏社長)と、同社製品であるチャットボットソリューション「mobiAgent」と、バーチャレクスが認定リセラーとして販売を行っているRPAソフトウェア「UiPath」を組み合わせたRPAチャットボットソリューションを共同開発した。
 モビルスが提供しているmobiAgentは、コンタクトセンター向けチャットソリューション。Webサイト上のチャット小窓や、LINE・Facebook Messenger などのメッセージングアプリなど多様なインターフェースと連携できる。これにより、顧客は、サポート窓口を問わず、使い慣れたインターフェースからの問い合わせが可能。さらにFAQシステムや人工知能との接続によって、自動応答とオペレーターによる有人応答のハイブリッド対応をシームレスに実現できる。
 一方、バーチャレクスが販売するUiPathは、直感的に操作が可能で、豊富な機能と拡張性を備えた自動化開発環境を提供するRPAソフトウェア。バーチャレクスはUiPathの認定リセラーであり、ライセンス提供のみならずRPA導入の前提となる業務整理や適用範囲の検討支援、初期導入から、RPAを利用した業務改善施策の立案・実行、継続的な改善プロセスの内製化・定着化まで、RPA関連業務全体の支援を行っている。またバーチャレクスはUiPath製品の機能や技術を習熟していると認定された「UiPathトレーニング・アソシエイト」であり、UiPath技術者育成支援としてトレーニングプログラムの提供も行っている。
 これら2つを組み合わせることにより、チャットボットを介してユーザーからの問い合わせやニーズを受け付け、RPAで受付内容を確認・処理し、再びチャットボット経由でユーザーに処理結果を通知するという一連のフローを、人間が介在することなくワンストップで自動化することが可能になる。作業の「一部効率化」の役割を担うものとして、RPA、またはチャットボット、それぞれの普及が進みつつあるものの、いずれも業務プロセスにおいて人的作業が必要となる場面が出てくるため、「ノンストップで完全に自動化する」ソリューションによって、更なるコストや時間の削減、業務自動化・効率化を加速させることが可能になる。今回バーチャレクスがモビルスと共同で開発した「RPAチャットボット」ソリューションは、例えばBPOセンターでの自動受注、社内外からの問い合わせ自動回答/受付、ユーザーからの情報登録・照会フローの自動化などを可能になる。


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