〔2010/3/16〕三井物産ともしもしホットライン、共同でベトナムのコールセンター事業に進出
三井物産ともしもしホットラインは、ベトナムの首都ハノイにコールセンター事業会社、エム・オー・キャップ・ベトナム社を現地企業と共同で設立し、ベトナム市場向けコールセンター運営業務を3月より開始する。エム・オー・キャップ・ベトナムは、ベトナムにおける日系コールセンター受託会社としては初めての進出となる。
アジア域内では経済成長と消費者購買力の向上により、今後、カスタマーケアを大規模かつ高品質に処理することが求められているが、これに伴い、カスタマーケアのビジネスアウトソーシング需要は今後更に拡大するとみられている。三井物産ともしもしホットラインは、両社が培ってきたコールセンター事業を主としたBPO分野のノウハウを、成長著しいアジア域内で共同展開することで合意しており、本件は、2008年にタイ国にて出資したエム・オー・キャップ社に次ぐ海外コールセンター事業会社。
エム・オー・キャップ・ベトナムでは、日本で長年培われたコールセンター運営ノウハウを活用した高付加価値サービスを、現地企業向けに提供する。サービス開始時は、通信業界向けにコールセンター・オペレーションを提供し、顧客・業種は、ユーザー拡大が続く携帯電話事業カスタマーサービスを中心に進め、今後は更に、金融事業、生活インフラ事業といった業種にも拡げてゆく予定。