〔2010/3/25〕SAS、アフターサービス向けソリューションを提供開始

 SAS Institute Japanは、主に製造業での製品販売後のアフターサービス市場向けのソリューション「SAS Warranty Analysis」/「SAS Service Parts Optimization」を、4月1日より提供する。
SAS Warranty Analysis」では、高度な統計手法を取り入れ不具合検知をモデル化し、より早い段階で不具合を検知することで、顧客への周知タイミングを早期化し、製品保証(ワランティ)に関するコストの削減と製品品質の向上を支援する。製品品質に関連する苦情やコールセンターのデータ、故障情報、生産情報などのデータを統合的に分析し、イレギュラーなクレームの判別、緊急事態の検出、問題解決と品質保証コストの予測を可能にする。
SAS Service Parts Optimizationでは、製品やパーツの需要に関して、需要実績、在庫データ(実在庫、積送中在庫、受注済出荷前、発注済)などのデータを統合的に分析し、短期予測、製品ライフサイクルにわたる予測を可能にし、補修部品計画業務の高度化を図れる。更に、在庫数やオーダー数を最適化するエンジンにより、在庫レベルを適切に保ち、納品までのタイムラグを最小化することで、顧客満足度の向上を支援する。
これらにより、顧客満足度を維持・向上しながら、製品保証コストの削減と補修部品の在庫最適化を図れ、サービス品質と収益性の向上を支援する。


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