〔2019/3/27〕FRONTEOの人工知能「KIBIT」、オリコが導入

 FRONTEO(本社:東京都港区、守本正宏社長)は、独自開発した人工知能エンジン「KIBIT」を、2019年4月より、AIを活用した業務効率化や顧客満足度向上を目的に、オリエントコーポレーション(以下、オリコ)が導入することを発表した。
 FRONTEOのKIBITは、人間が意図する微妙なニュアンスの違いを見分ける暗黙知を少量の教師データから学習し、その判断軸に沿ってテキストデータを評価し分類する。人によって判断が分かれるような案件も常に同じ判断基準で分類するため、担当者によるバラつきがなく、高い精度の結果を保つことができる。
 オリコのコールセンターに顧客から寄せられる数多くの問い合わせには、商品に関することのほかに、社員の対応やサービスに関する意見、改善要望なども含まれる。顧客の意見を分析するためにKIBITを導入することで、記録されたテキストデータから、対応の必要性の高い情報を抽出・分類し、改善要望やクレームなどに迅速に対応することが可能となる。これにより、業務効率化や顧客満足度の向上ならびにリスク・品質管理の強化が期待できる。


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