〔2010/3/30〕NTTデータ、導入前コンサルティングから導入後の定着支援までを含めたグローバルBIサービスの提供開始
NTTデータは、BI導入前の構想策定コンサルティングから導入後の定着支援まで含めた「グローバル・ビジネスインテリジェンス・サービス(グローバルBIサービス)の提供を開始した。
グローバルBIサービスは、導入前のビジョンを策定する構想策定/BI導入コンサルティングや、“見える化手段”としてのBI構築、導入後の効果を向上させるためのビジネス・トランスフォーメーション(定着支援)サービスを統合/再編成し、BI導入/定着化をグローバル規模で総合的に提供するサービス。
構想策定/BI導入コンサルティングでは、現行の事業課題から改革目標(ビジョン)を設定し、ビジョンの実現へ向けたアクションプランを策定する。ビジョンの実現手段として、グローバルBI導入へ向けたプロジェクト準備と業務要件の定義を行なうほか、グローバル横ぐしで“見える化”する情報の標準化(種類、粒度、見せ方など)も提供する。また、業務要件に合致したBIツールの選定を的確に行うため、同社のBI/DWHラボによる製品選定や、ユーザーの実データを用いたデモ構築(オーナーズ・デモ)を活用する。
BIシステムの構築としては、海外グループ会社と連携したBI構築体制により、グローバル体制でのデリバリサービスが提供される。また、同社のBI構築実績をテンプレート化により再編/統廃合しており、流通業/製造業向けを中心としたBIツールの構築方法論の提供を可能としている。ビジネス・トランスフォーメーションでは、業務移行設計や教育/トレーニング支援、マスタメンテナンス、チェンジマネジメント施策などを同時並行的に実施し、業務の変化に対して関係者全員がスムーズに移行可能とする。また、導入したBIがユーザー部門に定着し、業務のPDCAサイクルが回るような業務標準化/定着化活動を実施するほか、業務に定着したBIを利用した業務評価指標(KPI)の定期的なモニタリングを定着化させ、事業の継続的な変革を支援する。