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〔2019/5/13〕Hmcomm、要介護者・高齢者音声に基づく感情コーパスを販売開始

 ディープラーニングを活用し音から価値を創造する、国立研究開発法人産業技術総合研究所発ベンチャー、Hmcomm(本社:東京都港区、三本幸司社長)は、要介護者・高齢者の音声から構築した感情コーパスの販売を開始した。
 高齢化と核家族化が進む日本では、「高齢者介護」は社会全体の課題になっている。内閣府が2018年に発表した情報によると、2025年頃までに日本の人口の1/3は75歳以上に達し、日本は超高齢化社会に突入すると言われている。特に介護の現場においては、介護職員の不足により外国人労働者の受け入れが増加する一方で、コミュニケーションの壁が大きな課題になっている。要介護高齢者とのスムーズなコミュニケーションは介護満足度向上のための重要要素の1つになっており、音声による要介護高齢者の感情理解の重要性が高まっている。
 また近年、コールセンターの利用者の高齢化も顕著になっており、2015年に行われた調査によると、コールセンター利用者のうち60代以上の割合は約30%にのぼり、50代も含めると60%前後に達するケースもある。高齢者はメールやチャットよりも電話で問い合わせを行う傾向が強く、コールセンターにおける高齢者への対応強化は急務となっている。
 本コーパスは、大量に収集した要介護者・高齢者の音声を元に構築しており、本コーパスを感情認識システムなどに活用することで高齢者音声に対する感情認識精度を大きく向上させることが期待できる。


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