〔2019/5/23〕NECネッツエスアイ、クラウド上で業務の見える化を実現するソリューション「Wrike」を販売開始

 NECネッツエスアイは、プロジェクト状況をクラウド上で簡単に管理し、業務の見える化を実現する米国Wrike社のプロジェクト管理ツール「Wrike」の販売を開始した。
 各企業がさまざまな働き方改革を実践している中で、テレワークやサテライトオフィスの活用など、場所にとらわれない働き方が徐々に広まっている。今後そのような需要が高まる中、離れた場所で業務を行うメンバーの作業状況やプロジェクト進捗がタイムリーに把握できず、タスク漏れやスケジュール遅延リスクなどマネジメント面の課題を解決する必要がある。また、従来のスプレッドシートによる属人的な管理では、共有のフォルダへのアクセスや、更新毎に電話やメールで連絡するなどの手間がかかった。
 Wrikeは、そのような課題を解決し、プロジェクト管理の効率化と業務の見える化を実現する。クラウド上でタスクを管理することで、更新情報や進捗状況などを、どこでもタイムリーにチーム全体で共有することができ、登録しているタスク情報やプロジェクトに費やした時間から、チームメンバーの稼働や輻輳状況を一目で確認できるため、リソース管理の最適化が可能。また、他のクラウドサービスとの親和性が高く、共通ストレージ、SFAやCRMといったさまざまなクラウドサービスとWirkeとを連携させることができる。
 NECネッツエスアイは、2007年より働き方改革に取組みはじめ、本分野のパイオニアとしてペーパーレス化やテレワークなどを推進してきた。2018年からはAIやIoTなどのデジタルトランスフォーメーション(DX)技術を活用した業務の効率化・生産性の向上に取り組んでいる。
 2019年度には、最先端の働き方・可能性へのチャレンジとして本社・スタッフ機能を複数のサテライトオフィスに分散し、さらなる働き方・業務プロセス改革を行っていく予定。このマルチロケーションとなったオフィスでの業務管理のツールの1つとしてWrikeの利用も予定している。
 NECネッツエスアイは、これまで培ってきた働き方改革・DXサービスの知見を元に、Wrikeを活用したプロジェクト管理の効率化だけではなく、業務の見える化を通じたお客様の業務プロセス変革サービスも展開する。
 NECネッツエスアイは、Wrike関連のソリューションで2021年度までに累計売上10億円を目指す。


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