〔2019/6/21〕NTSホールディングスとソフトフロントジャパン、自然会話AIプラットフォームに関する業務提携で基本合意

 NTSホールディングス(本社:東京都港区、永易俊彦社長)とソフトフロントホールディングス(本社:東京都千代田区、野田亨社長)の子会社であるソフトフロントジャパン(東京都千代田区、高須英司社長)は、自然会話AIプラットフォーム「commubo」に関する業務提携に関して基本合意した。
 NTSホールディングスはグループ会社(以下、NTSグループ)体制により、金融業界における新しいサービスやソリューションを積極的に開発・提供し、特にコールセンター業務におけるAI化にも早くから取り組みながらマーケットを創造してきた。
 一方、ソフトフロントジャパンは長年培ってきた音声伝送技術を元に、継続的な会話を実現する自然会話AIプラットフォーム「commubo」を開発・販売し、国内では他に類を見ない自然な会話を提供するAIクラウドサービスを展開している。
 この度の業務提携では、主に金融業界において顧客との接点を重要視する企業が増える中、コールセンター業務における人手不足と採用難の時代背景を受け、最先端の音声会話AIによる更なる業務効率化や生産性向上のためのソリューションを両社で連携・提供していくことで基本合意に至った。
 具体的には、ソフトフロントジャパンが事業展開するクラウド型のコールセンター向け自然会話AIパッケージ「commubo for コールセンター」に関し、NTSホールディングスの中核会社であるニッテレ債権回収への導入が予定され、さらに、NTSグループ取引先へのAI化提案を目的にNTSコンサルティングとNTSアシストが営業面を担う販売提携に基本合意している。
 今後は、関係各社にて提携内容の具体化を進めていくが、ソフトフロントジャパンは自然会話AIの更なる機能強化と共に、NTSグループの顧客基盤や幅広い販路を活用して事業活動を推進・拡大し、NTSグループは「commubo for コールセンター」の自社活用を経ながら付加価値の高い業務改善ソリューション提案を展開していく。これらの活動を通して、両社は電話業務の自動化・無人化により、導入企業の飛躍的な生産性向上を目指して連携していく。


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