〔2019/6/24〕ソフトフロントホールディングス、自然会話AIプラットフォーム「commubo」を大幅機能強化

 ソフトフロントホールディングスおよびソフトフロントジャパンは、自然会話AIプラットフォーム「commubo」の機能を大幅に強化するバージョンアップを行い、提供を開始した。
 ソフトフロントグループは、深刻化する人材不足を背景に、会話業務の自動化を実現するAIロボットとして、電話システムに接続可能なクラウド型の自然会話AIプラットフォーム「commubo」を2018年10月より販売してきた。今回のバージョンアップでは、「導入/運用コストの削減」、「幅広い会話業務への対応」、「円滑な会話性能の実現」の3つのテーマを中心に機能強化を行った。
 導入/運用コストの削減では、新たに会話シナリオの編集機能を実現し、AIに関する専門的な知識がなくても、導入企業様ご自身で簡単に会話の内容と流れを編集できるようになった。これにより、幅広い会話業務への導入ができるようになると共に、AIロボット導入・運用コストの大幅な削減を実現することができるようになった。
 幅広い会話業務への対応では、導入企業で選べるロボットの音声を新たに追加し、「ハキハキした女性の声」、「優しい男性の声」、「年配の女性の声」など、さまざまな会話業務に対応できるようバリエーションに富んだ7つの声のタイプを用意した。なお、「声」のタイプについては、要望に応じて追加も可能。
 円滑な会話性能の実現では、通信事業者向けソフトウェア開発や組込み機器開発などの中で長年培ってきた10msec (100分の1秒)を争うようなリアルタイム制御技術によって、自社開発の会話AIエンジンの更なる高速化と速度安定化を実現した。これまでに比べ、人間の発話に対して常に安定した素早い間合いで返答を返すことができ、電話のような相手が見えないコミュニケーションでも、会話相手が不快にならず、テンポの良いスムーズな会話を実現している。


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