〔2019/7/23〕静岡銀行、顧客理解の深化を通じたマーケティング高度化のため、英国Arm社のカスタマーデータプラットフォームを採用

 英国Arm社は、静岡銀行が、マーケティングデータの管理基盤として、同社のカスタマーデータプラットフォーム「Arm Treasure Data eCDP」を採用したことを発表した。これにより静岡銀行では、同行が保有するデータと外部データの連携を通じて、個々の顧客に応じたより効果的な提案やメッセージ配信の自動化など、マーケティング業務のさらなる強化を図る。
 静岡銀行では、顧客への提案の高度化と業務効率化を推進するための施策として、データ活用によるデジタルマーケティングの強化を重点領域と定め、顧客理解を深めるためのデータ管理基盤としてArm Treasure Data eCDPの採用を決定した。これにより、行内のマーケティングデータとパブリックDMPをはじめとした外部データとを連携させ、同行のWebサイトを訪問するユーザーの分析を高度化させることで、個々の嗜好やライフイベントに応じた、よりパーソナライズされた顧客対応の実現を目指す。
 静岡銀行は今後、見込み顧客のWebサイト内の行動データをもとに、ユーザーインターフェイスの改善や、サイト内の導線の最適化などに取り組む。また、既存顧客に対しては、データ分析を通じて「お客さまを理解する」ことにより、顧客ニーズに即した商品・サービスを適切なチャネルとタイミングで案内し、顧客ロイヤリティ向上を図る。
 Arm Treasure Data eCDP(エンタープライズ・カスタマーデータプラットフォーム)は、オンライン広告配信やマーケティング、CRMなどの領域において、顧客1人ひとりのデジタル上の行動ログデータや属性データなどのカスタマーデータを統合することで、パーソナライズを軸とした顧客ロイヤリティの向上やデジタルによるビジネス変革を可能とするプラットフォーム。


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