〔2010/4/16〕アジルネットワークス、CRM連携ソフトフォン/着信課金サービスを提供開始

 アジルネットワークスは、同社が展開するクラウドPBXによる法人電話システム「アジルフォン」において、CRM連携向けソフトフォンの「アジルフォンCRM R1(以下アジルフォンCRM)」と、0120・0800番号による着信課金サービスの提供を開始した。
アジルフォンはコストダウンと業務効率化を目的とした、IP電話とPBXをインターネット経由で提供する独自サービス群。会社や個人の携帯電話、既設PBX、携帯電話、Skype通話などの内線化を実現。CID(顧客ID)・UID(使用者ID)ごとのマイページ管理や権限変更、モバイルルータやコールマネジメントシステムと連携できるなどの特徴をもつ。4月現在の利用数は約7万端末。
今回リリースのアジルフォンCRMは当初問い合わせベースで対応し、必要なソフトウェアをダウンロード提供。クライアント側ではアジルフォンのユーザーID・パスワードなどを入力するだけで、電話機能をPCに搭載できる。主にインバウンド業務の多いコールセンターや秘書代行サービスの利用を想定。各種CRM連携機能やアジルフォンによる機能の使用により、発信者番号や着信元の番号で顧客情報を呼び出し、PC画面のみで受電から顧客管理まで一元管理できる。
また、同時にリリースした着信課金サービスは全国一律の通話料金で、新規の0120/0800番号だけでなく、既に利用している0120/0800番号の番号ポータビリティにも対応。アジルフォン導入時の初期費用は個別見積りとなるが、月額費用は、使用回線1800円/電話番号200円。アジルフォンCRMは3000円/ユーザー、着信課金サービス月額利用料金は4500円/番号。同社では年内中にアジルフォン利用端末数8万端末、うちCRM利用2万端末を目標としている。

 


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