〔2010/4/21〕オプト、中国にて通販事業を運営するビーナスベールと資本提携、中国通販市場参入に際するテストマーケティングサービスを開始

　オプトは、中国で通販事業を展開するビーナスベール社と資本提携し、中国通販市場への参入を検討している企業に対するテストマーケティングサービス「中国通信販売テストマーケティングパッケージ」の提供を開始する。
中国通販市場は、経済成長やインターネット人口の増加に伴うEC取引の拡大などに牽引され、今後も成長が見込まれている。しかしながら、その参入には各種ライセンスの取得や商習慣の違い、中国の消費者の嗜好性の違いなどさまざまな障壁が存在しており、多くの時間とコストがかかるのが現状。このような状況下においては、大規模な資本投下を行う前に、まず小規模なテストマーケティングを行い、最適な進出方法を検討することが必要となる。
そこでオプトでは、中国通販市場への参入を検討している日本企業に対し、現地でのテストマーケティングサービスの提供を開始するもの。第一段階として、日本商材に特化し中国富裕層消費者をターゲットに現地で通信販売事業を行っているビーナスベール社と連携し、ビーナスベール社が持つEC、カタログ、DM、テレビ、雑誌などの販売チャネル、中国国内のコールセンターや代引決済機能、保管・配送機能などのインフラ設備、健康食品や化粧品などの販売許認可申請代行の実績を活用したテストマーケティング支援を行う。ビーナスベール社と連携することにより、商品の各種メディアへの掲載から各種クリエイティブの制作、商品保管、受注、決済、配送、代金回収代行、クレーム対応、マーケティングレポート提出までを一貫して行うパッケージサービスの提供が可能となる。
オプトでは、これらのサービスの提供により、日本企業の中国通販市場におけるスムーズな事業展開を支援する。オプトでは、本サービスにより日本企業の中国通販市場への進出に貢献できるものと考え、初年度40社への提供を目指す。