〔2010/4/21〕チャンスイット、ソフトバンク・ペイメント・サービス、HAZSが共同で、PCへの個体識別番号付与で不正決済やポイントの不正交換を防止サービス提供開始

 お得生活応援サイト「チャンスイット」( http://www.chance.com/ )を運営するチャンスイット(本社:東京都中央区、山口義徳社長)と、決済サービスを提供するソフトバンク・ペイメント・サービス(東京都港区、 阿多親市社長)と、通販企業向けの債権管理社内体制構築支援をコンサルティングするHAZS(東京都新宿区、東弘樹社長)は、チャンスイットが総代理販売を行うアフィリエイトサービス「Cross-A」( http://www.cross-a.net/ )に不正対策機能を追加し「Cross-Z(クロス・ゼット)」として、共同でサービス提供を開始した。
Cross-Zは、ECサイト、オンラインゲームサイトなど決済機能を備えたサイトを運営するユーザー、ポイントサイトなど会員登録制サイトを運営するユーザー、PC向け成功報酬型広告を利用する企業向けのサービス。個別のPCに対して個体識別番号を割り当てることで、不正な複数ID登録や、不正決済などの悪質行動を発見する機能がASPサービスとして提供される。個別のPCごとに個体識別番号を生成し、ユーザーの行動履歴を利用することで、優れた精度で不正行動を発見できる機能を備えている。IPアドレスが違っても、または同一IPアドレスでも個別のPCを認識できるほか、ブラウザの利用履歴やキャッシュを削除しても同一の個体識別番号を利用して個体識別を行える。複数ブラウザを使い分けた場合も、同一の個体識別番号を利用して個体識別を行える。また、複数サイト内でのユーザーの行動履歴をCross-Zサーバで管理し不正行動を総合的に判断する。
これらにより、従来は発見が困難だった巧妙な不正行動を自動的に発見し、不正利用者を特定することで不正を防ぎ、不正発生率の低減を図れる。また、不正チェックを自動化することで、不正対策を行なうためのコストと時間の削減を図れる。複数サイトでのアクション内容も不正判断材料として利用することで、より高度な不正チェックを行える。例えば、複数の通販サイトで、複数のクレジットカードを利用して連続して高額なゴルフバックを購入した場合、従来は個別サイト/個別クレジットカード会社では不正の発見が困難だったが、Cross-Zでは複数サイトでの行動履歴を横断的に利用することで、より優れた精度で不正を判断できる。


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