〔2019/10/23〕日立情報通信エンジニアリング、多様な働き方を実現するクラウド型コンタクトセンターソリューションの販売開始

 日立情報通信エンジニアリング(本社:神奈川県横浜市、岩崎秀彦社長)は、クラウド型コンタクトセンターソリューションを10月24日から販売開始する。
 同社は20年以上にわたりコンタクトセンターの基盤製品であるIP-PBX、CTI、通話録音システム、音声認識システムを提供し、多くのコンタクトセンターの構築・運用で培った豊富な経験を生かしコンタクトセンターの多様化するニーズに対応する。
 昨今のコンタクトセンターの経営を取り巻く環境は、オペレーターの人財不足やユーザーのコミュニケーション手段の多様化により、改革が求められており、経営者はオペレーターの人財確保として、ロケーションフリーで働ける環境を構築し、多様な働き方を受け入れている。
 例えば熟練者が在宅の必要性がでてきた場合に継続的に働ける環境を提供する。また、ユーザーのコミュニケーション手段の多様化としては、スマートフォンの普及によりチャットやビデオなどの音声以外のコミュニケーション手段への対応が求められ、ますますニーズの多様化が進んでいる。
 今回販売を開始するクラウド型コンタクトセンターソリューションでは、低コスト、短期間での導入が可能。さらにコンタクトセンター業務に必要な機能をクラウドで提供するため、自宅など職場以外の場所からでも利用可能になる。
 本ソリューションでは、コンタクトセンターの基本機能としてのACDやIVR、通話録音機能を始め、離れた場所で働くオペレーターの管理も容易にできるよう座席マップやリアルタイムモニタ、ヒストリカル機能による稼働実績集計・分析などの管理機能も充実している。また、UC機能(チャット、ビデオ)やCRM*4機能もオプションで提供することができ、さらには既設日立製PBXにも簡単にアドオンすることができる。
 20エージェント契約した場合の参考価格は、「Agent-Premium」ライセンスの場合で初期費用が195万円、月額費用が37万2000円。一部機能の利用が制限される「Agent-Standard」ライセンスの場合で初期費用が195万円、月額費用が30万円。


PAGE TOP