〔2019/12/20〕都築電気、コムデザインと「自然言語処理」の共同開発プロジェクトを発足

 都築電気は、コムデザイン(本社:東京都千代田区、寺尾憲二社長)と「自然言語処理(以下、NLP」の共同開発プロジェクトを発足した。本プロジェクトは、他社に先駆けNLP技術を用いたサービスモデルの創出を目的としており、2020年の上半期を目標に、NLP技術を用いたコンタクトセンター効率化の実現とサービス化を目指している。
 第1弾としてNLPを活用したコンタクトセンターの「平均後処理時間(以下、ACW)」削減による業務効率化を目指す。現在通話後にオペレーターが行っている、顧客対応データなどの登録作業を自動化し、オペレーターの生産性向上を図る。自動化により効率化した時間は、別の顧客の通話対応に充てることができるため、コンタクトセンターのお客様にとっても、よりつながりやすいサービスが実現する。また、NLPによる自動入力で対応記録の記述の均一化を行い、正確な「お客様の生の声」のデータを収集・分析する効果が期待できる。
 今後は共同開発を通して、NLPをベースにサブスクリプション方式でのサービスモデルを順次提供することを予定している。コンタクトセンター以外の業務にも応用でき、AI分野全体の活性化に繋がる新サービスの創出を目指す。


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