〔2020/1/28〕住友電工情報システム、全文検索・情報活用システム「QuickSolution」に文書クラスタリング機能を搭載

 住友電工情報システム(本社:大阪市淀川区、奈良橋三郎社長)は、AIによる文書クラスタリング機能を搭載した全文検索・情報活用システム「QuickSolution Ver.11.3」を2月25日に販売を開始すると発表した。
 QuickSolutionは、数100TBの規模までフルレンジ対応したという純国産のエンタープライズサーチ(企業内検索ソフト)。
 新バージョンでは、AI技術の1つである機械学習によるテキスト・クラスタリングを応用した文書クラスタリング機能を新たに搭載した(文書分類オプション)。 同機能では、与えられた雑多な文書を、その特徴に基づき自動的に分類できる。
 文書クラスタリング結果は、共有タグとして今後の検索に利用できるほか、クリックだけで目的の文書にたどり着けるClick Naviの検索カテゴリとしても利用できる。 その結果、ユーザーは探したい情報をすばやく見つけることができる。
 例えばコールセンターにおいて、蓄積した問い合わせデータを文書クラスタリング機能で自動的に整理・分類し、共有タグを付与することで、知識や経験の浅いオペレータでも、Click Naviを利用してクリックすることで容易に目的の情報にたどり着ける。
 Click Naviの利用により、過去の類似ケースをすぐに見つけることができれば、一次回答による解決率の向上や対応時間の短縮など、コールセンター業務の効率化につながる。


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