〔2010/5/25〕マンパワー・ジャパン、新卒採用向けのアウトソーシング事業を開始

 マンパワー・ジャパンは、6月1日から、新卒の採用を行っている企業を対象にした新卒採用向けのアウトソーシング事業を開始する。今回新たに開始するアウトソーシング事業は、企業の採用フローに合わせ、新卒採用にかかわる事務業務を一括代行するもの。具体的には、データ管理、選考結果連絡や面接日程調整業務など、採用時期に集中して発生する一切の業務を代行することで、より効率の良い採用プロセスを実現するもの。
国内景気は緩やかな回復傾向にあるものの、2010年3月に卒業した大学生の就職率は、昨年同月比3.9ポイント減の91.8%(平成22年4月1日時点:厚生労働省調べ)と、依然厳しい雇用情勢が続いている。さらに、2011年度の採用に関しては、既に学生の危機感が高まっており、企業へのエントリーも急増している。このような状況を受けて、多くの企業では、採用に関わる煩雑な事務業務の対応に追われ、学生とじっくり向き合い、自社が求める質の高い人材を見極めるために時間を割くことが困難になっている。マンパワー・ジャパンは、そのような現状を踏まえ、10年間中途採用代行サービスで培ってきた実績とノウハウを生かし、新卒採用に係わる事務業務のアウトソーシング事業を開始することとにした。サービス実施にあたり、専用の採用事務局を設置し、独自のコールセンター機能を活用することで、より効率的な採用業務を実現する。同時に、多岐にわたるサービスメニューから、必要な項目のみを選択できることで、採用コストを抑えることが可能になる。さらに、マンパワー・ジャパンでは、採用に関するルーティン業務の代行に加え、採用コンサルティングサービスも提供する。同サービスでは、企業の採用担当者の方々と綿密な打ち合わせの上、新卒採用の計画から、採用の実施、内定・入社まで、企業独自の採用ノウハウの構築を支援する。それにより、企業の求める人物像に沿った学生を、より的確かつ迅速に採用することが可能となる。新卒採用のノウハウがない、または新卒採用の予定はあるが、どう学生に自社をアピールしていいかわからない、など採用に関するさまざまな課題に合ったソリューションを提供する。


PAGE TOP