〔2020/2/27〕みずほ銀行とみずほ信託銀行、Salesforce CRMを採用

 セールスフォース・ドットコムは、みずほフィナンシャルグループが、主要子会社のみずほ銀行とみずほ信託銀行において、金融機関向けCRMクラウドサービス「Financial Services Cloud」(FSC)を採用したことを発表した。グループ全体で1万6000人体制で顧客情報などを共有する。セールスフォース・ドットコムによると、国内の銀行業では最大規模となる。
 セールスフォース・ドットコムのFinancial Services Cloudは、金融機関向けの顧客関係管理(CRM)サービス。SaaS型クラウドサービス上で、顧客、案件、見込顧客に関する情報をまとめて管理することができる。
 みずほフィナンシャルグループでは、これまでにリテール・事業法人カンパニーの約6000人がFinancial Services Cloudを使ってきた。今回新たに、みずほ銀行とみずほ信託銀行において、1万人を超える社員が新規で利用を開始する。これにより、合計で1万6000人体制で顧客情報やノウハウを共有する。
 Financial Services Cloudによって、すべての顧客情報を一元的に管理できるようにする。みずほフィナンシャルグループは同サービスの活用により、付加価値の高い金融サービスを、より多くの顧客に、適切なタイミングで提案できる営業基盤を構築する。


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