〔2020/2/27〕ジェネシス、時間単位の従量課金による新プライシングをGenesys Cloudに導入

 ジェネシスは、Genesys Cloudに1時間単位の従量課金による新たな価格モデルを導入したことを発表した。企業は従来からある月額でのシート単位もしくは同時接続数による価格体系と、従量課金による価格を比較して、ジェネシスのオール・イン・ワンのソリューション、Genesys Cloudの契約を選択できるようになる。従量課金での利用料金は1ユーザー1時間あたり81.6円からで、多くのクラウド・サービス・プロバイダーがIVR、データストレージまたはAPIリクエストの利用をオプションとして提供しているのに対し、Genesys Cloudではこれらの機能を価格に含んでいる点が特徴となっている。
 Genesys Cloudの利用企業の多くが利用者数に応じた月額ベースの契約で充足する一方で、パートタイム社員や繁閑期の差が多い企業にとっては従量課金モデルは大きな恩恵がある。今回のプライシングでは、事前に利用料金をコミットすることで、ボリュームディスカウントが適用される。また、利用企業はユーザーあるいは1日ごとのサービス利用時間をミリ秒単位で詳細に確認するがことできる。
 企業のニーズに合わせて、ジェネシスは、3種類のGenesys Cloudのパッケージを提供している。
・1時間あたり81.6円または月額9,000円 – Genesys Cloud 1でインバウンドまたはアウトバウンド通話などのベース機能を利用することができる。
・1時間あたり118.8円または月額13,200円 – Genesys Cloud 1の機能に加え、Genesys Cloud 2でメールやチャットなどのさらなるチャネル、そしてAIベースのカスタマーエンゲージメント機能を利用することができる。
・1時間あたり151.2円または月額16,800円 – Genesys Cloud 2の機能に加え、Genesys Cloud 3でSMSやメッセージングアプリのサポート、ワークフォース・エンゲージメント・マネジメント(WEM)機能を利用することができる。


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