〔2020/3/2〕POWER PLUG、着信課金電話に代わるインバウンド専用無料通話サービスを提供開始

 POWER PLUG(本社:東京都新宿区、内田敦久社長)は、着信課金電話(0120など)を利用しているインバウンドコールセンター向けに無料通話サービス「TOLFA」の提供を2020年7月から開始すると発表した。
 TOLFAは、電話回線を利用せずにコールセンターのPBXと直接接続することで無料通話を実現する。コールセンター毎に専用のWebインターフェイスが用意され、ユーザーはそのWebインターフェイスを利用してコールセンターと会話をする。ブラウザがそのままインターフェイスとなるため、ユーザーがアプリケーションをインストールする必要はなく、ボタンをタップするだけでコールセンターと会話を始めることができる。音声は電話回線より高音質にコーデック(符号化)され、通話は暗号化され盗聴・漏えいを防いでいる。Webインターフェイスは同社より提供するためコールセンターが準備する必要はない。
 TOLFAとの接続ができればコールセンターのPBXはクラウド、オンプレミスを問わず利用することができる。コールセンターの既存PBX、CTI、CRMなどのシステムのリプレイスを行う必要はない。PBXのリプレイスが不要なため既存IVRのコールフローもそのまま利用でき、利用中の電話回線もそのまま併用することができる。
 TOLFAは、電話回線を利用せずにユーザーとコールセンターを結ぶ。通話数・通話時間の制限はなく、同時接続数による月額課金制となるため、通話時間が長くなるほど経費の削減率は大きくなる。着信課金電話の通話料金と比較し、経費を約1/5へと削減することも可能。


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