〔2020/3/30〕東海コープ、 TACTの「AIコンシェルジュ」を活用した自動注文サービスを導入開始

 USEN-NEXT GROUPのTACT(本社:東京都品川区、溝辺和広社長)は、東海3生協(コープぎふ、コープあいち、コープみえ)を会員とする東海コープ事業連合(以下、東海コープ)へ、音声認識による自動音声注文サービス「AIコンシェルジュ」を導入した。
 東海コープは、3生協から商品の企画・開発・調達、物流、情報システムなどの事業の一部を委託された連帯組織であり、 未来につながるあんしん生活をビジョンに、組合員へのお役立ちと3生協の事業経営に貢献することを目指している。注文センターの電話注文を補完する機能として、電話注文が集中する時間帯やサービス時間外の注文に対応するため、従来ダイヤルプッシュ式で注文受付を可能とする自動音声注文サービスを提供している。しかし、現行のサービスでは無人の自動注文システムであるにも関わらず利用時間帯の制限があったり、昔ながらの機械音声に対する不満の声があったりと、途中離脱してしまう組合員が一定数おり、有人の注文センターへの電話が減らないといった課題があった。
 今回、この課題を解決するために、話し声で注文番号や個数を認識可能な自動音声注文サービスを新たに導入し、組合員の利便性向上と、自動注文サービスの利用者数拡大を目指すこととなった。
 AIコンシェルジュによる自動音声注文サービスは、組合員が電話をかけると、組合員番号や電話番号をリアルタイムで音声認識し、注文したい商品番号を話すと自動的に注文を受け付ける。加えて、従来の「ダイヤルプッシュ式」注文にも同時対応しており、音声とプッシュを併用して注文を受け付けることができる。また、早朝や深夜を含む「24時間365日」の受付対応が可能になった。


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