〔2020/3/31〕フュートレック、「コールセンター向け音声認識」で新たな取り組みを開始

 フュートレック(本社:大阪市淀川区、浦川康孝社長)は、音声認識事業で進めていた「コールセンター向け音声認識」において、「音声認識・要約PoCパッケージ」という新たな取り組みを開始したことを発表した。
 音声認識・要約PoCパッケージは、フュートレックとエーアイスクエア(本社:東京都千代田区、石田正樹社長)、オプトエスピー(本社:東京都新宿区、山田豊社長)の3社で連携して販売を開始した。なお、フュートレックとエーアイスクエアは、2019年7月にコールセンターや会議録の市場を中心としたビジネス領域の拡大などを目指し、業務提携契約を締結している。
 音声認識・要約PoCパッケージは、システムによるコールセンターへの問い合わせ内容の要約・分析を検討する企業に、PoC(実証実験)の環境を提供する試験導入パッケージ。
 従来、コールセンターの運営改善に、これらのシステム導入を検討する場合、「通話録音」「音声認識による通話の書き起こし」「書き起こしからの通話内容の要約・分析」とそれぞれの事業者を選定し、個別に効果や連携を検証する必要があった。
 音声認識・要約PoCパッケージでは、オプトエスピーの通話録音サービス「FlexLog」、フュートレックの音声認識エンジン「vGate ASR2」と、エーアイスクエアの要約・分類システム「QuickSummary」を連携して、集音から要約まで一貫して提供する。
 各段階の事業者選定の手間を削減したワンストップパッケージで、システムによるコールセンターへの問い合わせ内容の要約・分析を簡単に試すことができる。


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