〔2010/6/3〕アドバンスト・メディア、音声認識薬歴作成支援システム「ENIFvoice SP」の販売開始
アドバンスト・メディアの音声認識技術AmiVoiceをベースに、東邦薬品が新たに開発した「疾患別服薬指導ナビゲーター」や「印刷機能」などを搭載した音声認識薬歴作成支援システム「ENIFvoice SP」(エニフボイスエスピー)の販売を開始した。同製品は、東邦薬品が2009年6月より販売している音声認識薬歴作成支援システム「ENIFvoice」の機能を一新したもの。
東邦薬品は、コールセンターにおける問合せ照会などの受注業務支援のほか、スマートフォンを利用した営業支援システムに音声認識技術AmiVoiceを採用しており、音声認識技術を活用した業務効率化や利便性向上を図っている。さらに、2009年6月より販売されている音声認識薬歴作成支援システム「ENIFvoice」にも音声認識技術AmiVoiceを採用しており、引き続いたSP版への採用は、その高い技術力並びに利便性を高く評価したもの。
音声認識技術が搭載されたENIFvoice SPは、キーボード入力や手書きに比べ、薬歴作成が簡単で速く入力できるので、より多くの情報を記録することができ、作業効率が向上する。また、疾患別服薬指導ナビゲーターの活用により、薬歴内容の充実化が図れる。さらに、従来機では対応できなかった複数患者の紙薬歴簿への直接印刷に対応しているため、電子薬歴システムを使用していない場合でも利用できる。