〔2020/4/28〕チューリッヒ生命、緊急事態宣言を受け、コールセンター部門の在宅勤務率7割超に

 チューリッヒ生命は、4月7日の緊急事態宣言の発令を受け、新型コロナウイルスの感染リスクの低減、感染拡大・集団感染の防止などを目的に在宅での勤務を推進している。顧客からの問い合わせの応対や、保険金の支払いをする担当社員も含み、当該部門のおよそ75%が在宅で勤務を行っている。
 同社は2018年度から「在宅勤務の制度強化」を推進しており、2019年12月に全社員が在宅勤務可能な体制を整えた。
 コールセンター部門においては、顧客から同社にいただいた電話を記録する方法や、在宅で行うための機器を揃えるなど、インフラ面が課題となっていた。そこで、通話内容は従来通り社内サーバで記録しながらも、いただいた電話をスマートフォンに迂回させて音声受発信を行うシステムを導入した。また、自社でコールセンターを運営しているため、機器の手配などを迅速に行うことができ、在宅での勤務を可能にした。さらに、全社で取り組んでいるペーパーレス化によりパンフレットやマニュアルなども電子化していることで、自宅でも商品内容の確認などを容易にしている。


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