〔2020/6/10〕双日、在宅見守りサービスを提供するベンチャー企業に出資

 双日は、マネージメントサービス(本社:東京都千代田区、中村明弘社長、以下、MSC)とともに、緊急通報機器とコンタクトセンターを活用した在宅見守りサービスを提供するベンチャー企業、あんしんサポート(本社:福岡県福岡市、古賀功一社長、以下、あんしん社)による第三者割当増資を引受け、出資した。
 同サービスは、あんしん社が前身のNPO法人だった2008年、増え続ける単独高齢世帯のために提供が始まり、今では利用者も1万人を越えた。自前のコンタクトセンターには看護師も常駐し、利用者に提供する緊急通報機器、あるいは電話による定期的な対話を通じて、24時間体制で見守るサービス。
 MSCはあんしん社への情報システムのサービス提供者として、コンタクトセンターのシステムを進化させていくと共に、ヘルスケア分野のICT技術を駆使し、見守りの精度をより高める機器と、集積された顧客データをきめ細かく分析するシステムの開発を通じ、利用者の生活を包括的に支援するサービスの提供を可能にする。
 双日は、保有するグローバルネットワークを活用し、日本のみならず、高齢化が進行する中国や東南アジア市場へのサービス展開を図る。また、同社の成長戦略に沿って、今回の出資で獲得する在宅見守り分野に、オンライン診療などのサービスを付加させることで、ヘルスケア・医療分野での総合的なプラットフォームの構築を目指す。


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