〔2020/6/29〕キューアンドエーグループ、会話AIを活用した「AI電話自動応答サービス 」を提供開始

 キューアンドエー(本社:東京都渋谷区、川田哲男社長)と同社のグループ会社でダイレクトマーケティングBPO事業を展開するディー・キュービック(本社:東京都渋谷区、伊柳義之社長)は、キューアンドエーグループとして法人向けに、7月1日より会話AIを活用した「AI電話自動応答サービス」の提供を開始すると発表した。
 新型コロナウイルス感染症の影響により現在も、社会的にテレワーク(在宅勤務)の推奨や外出自粛が続いてる。これに伴い、企業のコールセンターでは、顧客からの電話での注文や問い合わせが増加する一方で、対応するオペレーターの出勤制限や安全確保により、十分な受付体制を構築できず、センターの運用に苦慮しているケースが急増している。
 キューアンドエーグループが提供するAI電話自動応答サービスは、このような事業者の課題解決に向けて、オペレーターに代わりAIが顧客からの電話の対応を行うサービス。また、AIによる自動対応だけではなく、顧客が音声で登録した情報の確認・補正を行う「バックオフィス」を併設する。バックオフィスの業務は、スタッフが登録された情報を確認し、誤認識や認識エラーがあれば対話音声を確認し、情報を補正する。
 自動応答のシステムは、主にソフトフロントジャパン(本社:東京都千代田区、髙須英司社長)が提供する自然会話AI「commubo(コミュボ)」を活用し、AI技術と人による確認作業を組み合わせたハイブリッド(複合)型のサービスモデルと、キューアンドエーグループがこれまでのコンタクトセンター運用により培ったノウハウを活かし、顧客対応の完結度を高めていく。


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