〔2020/6/30〕シンプレクス、コンタクトセンター向け自動化ソリューションをカルチュア・コンビニエンス・クラブに導入

 シンプレクス(本社:東京都港区、金子英樹社長)は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)のコンタクトセンターにおいて、AIに特化したグループ会社であるDeep Percept(本社:東京都港区、金子英樹社長)が開発・提供する「Deep Percept for Communication Automation」が採用され、稼働開始した。
 TSUTAYAやTポイントを展開するCCCは、Tポイント・Tカードのコンタクトセンターにおいて、業務の簡素化、およびオペレータの負荷低減を図り定着率を上げることを目的とし、対話型ナビゲーションシステムの導入を決定した。2019年7月から開始したパイロット運用において、コンタクトセンターの安定稼働やオペレータの対応品質の向上など、数々の効果が得られた点と、運用開始までのスピード感のある対応が評価され、本格的な導入に至った。
 Deep Percept for Communication Automationは、オペレータ向けシステムと管理者向けシステムにより構成されており、双方においてクライアント企業のビジネス変革をもたらすインテリジェント・オペレーションシステム。オペレータ向けシステムは、応対内容によって、画面に表示されるスクリプトが動的に変化し、表示されたスクリプトに従うだけで、最適な顧客応対を実現できる。管理者向けシステムは、スクリプトの作成・編集は全てノンプログラミングで完結し、ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作だけで分岐制御を設定可能。
 CCCでは、本格導入から2カ月という短期間にも関わらず、新人オペレータの定着率の改善や新人オペレータの作業効率が約20%向上するなどの効果が出ていると言う。


PAGE TOP