〔2020/7/1〕KDDIとパーソルワークスデザイン、ITインフラ運用業務のアウトソーシングソリューション提供に向け業務提携

 KDDIと総合人材サービスのパーソルグループで、BPOやヘルプデスク・コールセンターのアウトソーシングなどを手がけるパーソルワークスデザイン (本社:東京都豊島区、平林由義社長)は、企業のDX推進に向けた人材効率化、ITインフラ運用の品質向上・コスト削減をサポートするため、ITインフラ運用業務全般のアウトソーシングをワンストップで受託するソリューションの提供に向け業務提携した。
 両社のセンターを一体的に運用することで、問い合わせ対応から実際のトラブル解決に至るまでをワンストップで対応することが可能になる。これにより、業務ごとのアウトソーシングと比較して迅速な状況把握やトラブル解決などが可能になり、運用品質が向上する。また、両社のセンターで問い合わせ需要の増加に伴う増員などの対応も柔軟に対応できるため、企業の事業継続にも貢献する。さらに、企業ごとに異なる運用上の課題に対し、両社のナレッジやノウハウを活かすことができるため、コストを抑えたアウトソーシングの提供が可能になる。これにより、情報システム部門のアウトソーシングを促進し、企業の運用にかかる人員効率化やコスト削減を行うことができるため、DX推進などの戦略的な業務への人材シフトも可能になる。
 両社が協力し、オペレーターの需要を予測することにより、本ソリューションの提供前から人材を確保するリソースプールを構築する。これにより、クライアント企業への迅速なアウトソーシングの提供が可能になる。また両社は、本ソリューションの提供に必要な教育カリキュラムの整備など、採用や教育でも協力する。これにより、高品質なオペレーター対応の提供に加え、パーソルワークスデザインのアウトソーシングセンターの所在地である宮崎県と長崎県において、未経験者などの幅広い人材の雇用が可能になり、地域経済の活性化を支援する。両社はアウトソーシングソリューションの提供を通じて、企業のITインフラの運用コストの削減、企業のDX推進のための中核事業への人材シフトを支援する。


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