〔2020/7/1〕SCSK、コンタクトセンター向けクラウドサービスの標準機能をパッケージ化した「PrimeTiaas SharePack」を提供開始

 SCSKは、コンタクトセンター向けクラウドサービス「PrimeTiaas」について、低コストかつシンプルな料金体系で提供する「PrimeTiaas SharePack」のサービス提供を開始した。
 PrimeTiaasは、データセンター内に設置されたアバイア製PBXをネットワーク経由で利用でき、低コストかつ短期間でクラウドコンタクトセンターの立ち上げが可能なマルチチャネル対応のクラウド型音声基盤サービス。
 PrimeTiaas SharePackは、コンタクトセンターの標準的な機能がパッケージ化され、1席1万円からの月額サブスクリプションで利用が可能。席単価は固定金額となるため、月額単価が積み上がることなく利用できる。
 インターネット回線を利用の場合、申し込みから最短2週間でコンタクトセンター基盤が利用でき、PBXの設定は事前に定義しているライブラリ情報から必要なものを選択することで、短期間での構築を可能にする。
 コンタクトセンターの標準機能に加えて、電話機の提供やシステム運用など、コンタクトセンター基盤の運営に必要なサービスをオールインワンで提供。クラウドサービスの運用状況は月次で報告し、顧客自身で信頼性やサービス品質を確認できる。
 PrimeTiaas SharePackのうち基本サービスパックとなる「Basic」では、基本機能として電話機、有線ヘッドセット、通話録音、PBX、簡易IVR、CMSレポート、CRM連携、サービスデスク、システム監視・保守を、オプション機能として在宅勤務、システム運用を提供する。また、2020年12月31日までに契約したユーザーには、在宅勤務オプションを3カ月間無償で提供する。
 Basicの基本機能に加えてマルチチャネル基盤を標準搭載する「Extended」は2020年10月リリース予定。Basicの基本機能に加えてマルチチャネル基盤+音声認識を標準搭載する「Special」は2021年リリース予定。SCSKでは、今後3年間で4500席の提供を目指す。


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