〔2010/6/30〕ターボソリューションズとフュージョン、SMB市場向けIP電話ソリューションで協業

 ターボソリューションズと、楽天グループの通信事業会社であるフュージョン・コミュニケーションズは、オープンソース「Asterisk」ベースのPBXソフトウェア「InfiniTalk」がフュージョンのIP加入電話サービス「FUSION IP-Phone網」への接続に正式対応し、SMBを中心とする企業向けIP電話ソリューションの展開で協業する
ことを発表いた。
フュージョンでは、従来高価な専用機でしかできなかったPBX機能を安価な一般向けパソコンで実現できる革新的なオープンソース・ソフトウェア「Asterisk」向けに「FUSION IP-Phone網」に対応するための修正プログラムの提供を4月に開始した。ターボソリューションズは「フュージョンAsteriskパートナー・アライアンス」の第一号認定パートナーとしてFUSION IP-Phone網との接続性に関する検証を完了し、「InfiniTalk」FUSION IP-Phone網対応パッケージの提供を開始いた。特別なメディアゲートウェイ装置なしにFUSION IP-Phone網を使用し、その先は自社のIP網を使った直収型のIP電話システムをInfiniTalkで構築することが可能となる。SMB市場のコスト削減ニーズに対応するほか、ゲートウェイによって制限される回線数がなくなり、よりスケールメリットを得やすいシステムを構築できる。
これにより、低価格でスピーディーにIPコールセンターシステムの構築が可能。顧客数の増加に応じた回線・席数の拡張が自社運用で行え、在宅オペレーターなど複数の拠点を束ねたバーチャルコールセンターとしての運用も可能であることから、FUSION IP-Phoneを利用する際のコストメリットの幅を増やすことができる。CRM連携多機能ソフトフォンなど、個々のコールセンターのニーズに合わせた柔軟性の高いコミュニケーションツールも合わせて利用することができる。


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