〔2020/8/3〕リコーとアドバンスト・メディア、音声認識ソリューション分野で業務提携を開始

 リコーとアドバンスト・メディアは、音声認識ソリューション分野における業務提携契約を締結した。販売面における連携を強化するとともに、両社の強みを生かして業種・業務に特化した音声認識ソリューションの共同開発を行い、早期の市場投入を目指す。
 今回の協業では、音声認識分野で強みを持つアドバンスト・メディアの技術やソリューションを、リコーがさまざまな業種・業務の企業に対して課題解決する際の提案に組み入れて提供する。また、両社の技術・ノウハウを組み合わせて音声認識技術を活用した業種・業務向けのソリューションやクラウドアプリケーションを共同開発し、提供する。
 三密状態の回避など、新型コロナウイルスの感染予防を前提としたニューノーマル(新常態)の時代において、音声を活用したソリューションの提供を通じて、オフィスやホーム、現場といったお客様の「はたらく場所」を問わず、新しい生活様式における企業の業務遂行を支援する。また、音声をデジタルデータ化し、蓄積されたデータを活用することで、企業のさまざまな業務プロセスを自動化・省力化し、生産性向上に貢献していく。
 具体的には、音声を活用したソリューションを、1)音声コミュニケーション、2) 音声認識、3)音声データ活用という3つの分野に分け、音声コミュニケーションを軸としつつ、相互に連携した発展・深化型ソリューションの開発・提供を目指し、企業の生産性向上や売上拡大に貢献する。リコーはこれまでも音声コミュニケーション分野でエッジデバイスを含むソリューション提供を進めているが、今後も企業ごとに最適な提案ができるよう、音声認識・音声データ活用の取り組みを強化していく。


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